ずばり、図面に勢いと出すことではないでしょうか。
この迫力はイラレできれいに並べられたプレゼンボードにはマネできません。
手描き独特な雰囲気が好きで、パソコンで手描き風のプレボを作る建築家がいるほどです。
そこで今日は、おしゃれな建築の手描きプレゼンボードの事例と作るコツを紹介します。
コツ1.大胆でランダムなレイアウトにする
パソコンのプレゼンボードは、きっちりとしたレイアウトをとることが多いですが、手描きの場合は、大胆でランダムなレイアウトが合います。
同じ背景を共有したり、場合によっては少し重なってもいいでしょう。
同じ背景を共有したり、場合によっては少し重なってもいいでしょう。
これで、それぞれの図面がバラバラに見えることなく、まとまりがでてきます。
例えば、こちらのプレゼンテーション・ボード↓立面にパースが重なっており、そのパースにアクソメが重なっています。
注意点としては、お互いが溶け込みすぎないように、それぞれの図面の一番外の輪郭線は太めに濃くひくようにしてください。
コツ2.謎のボックスを背景に描く
背景に、一回り小さいボックスを描くとなぜかかっこよく見えます。自分の図面は必ずこのボックスからはみ出すようにレイアウトします。例えば、こちらのFer Neyraさんによるパース↓
見つかりましたか?赤で囲ってみました。ボックスによって乱雑に並べられた図面が整とんしているように見えますよね。
プロダクトデザインのスケッチでも使われるようです。例えば、こちらのスケッチ。青のバッグの補色となるオレンジのボックスを置いています↓
こういう意味の分からなさがプレゼンでは大事なのかもしれません。
コツ3. 補助線を多めに描く
補助線を意味もなく多めに引いてみましょう。特に、このような放射線状の補助線があると、図面に迫力が生まれます。図面の名前や比率の横線も残しています。