バブルダイヤグラムから描き始めるとスムーズです。
バブルダイヤグラムとは、部屋の繋がりと大きさを円で表した図です。
初心者が建築設計をする時、「いきなり細部にまで目が行きすぎてしまう」ことがほとんどです。
みなさんも、「いつまで経っても全体が完成しない」経験があるはずです。
みなさんも、「いつまで経っても全体が完成しない」経験があるはずです。
バブルダイアグラムは、建築をシンプルな円で表すことで、「部屋の関係性と大きさ」のみに焦点を当てるので、
文章を書くときのアウトラインのような役割を果たします。
文章を書くときのアウトラインのような役割を果たします。
バブルダイアグラムを完成させてから、さらに細かくしていけばいいのです。
バブルダイアグラムは円だけではなく、バブルダイアグラムの例
パブリックとプライベートをどう分けるか、メインアクセスはどこなのかも描き入れます。
また、建築だけでなく、ランドスケープや、都市プランニングでも使われます。
描くコツ2. 空間構成について勉強する
バブルダイヤフラムを描くためには、空間構成について勉強する必要があります。それには、こちらの本がおすすめ
→図面でひもとく名建築
図面を見ながら、クイズ形式で建築を理解していく本です。例えば、「柱はいかにして空間のスケールに呼応したか」など。
普通のただ読み進めていく本より、頭に入りやすいと思います。
敷地図とプリントアウトして、トレペを上に敷いて描くと便利です。
色を多くすると混乱するので、4、5色あれば充分。
描くコツ3.敷地図の上から描く
バブルダイアグラムを描くときは、敷地図の上に描きましょう。敷地との関係を考えるためです。敷地図とプリントアウトして、トレペを上に敷いて描くと便利です。
描くコツ4. 五分で1つ描くよう意識する
こだわり抜いて1つのプランを考えるより、「5分で1つのバブルダイアグラムを描く」スピード感が重要です。ちょっと大変かもしれませんが、手を動かすことで脳が活性化して、次々と良いアイディアが生まれます。
ブレインストーミングに似ていますね。
ブレインストーミングに似ていますね。
描くコツ5.鉛筆かマーカーで素早く描く
バブルダイヤグラムは、思考が止まらないように素早く描きたいので、マーカーが1番です。色を多くすると混乱するので、4、5色あれば充分。