建築の法律や構造等の知識は、短期間でも攻略できますが、設計センスや造形力は長期間の磨きが必要です。
そのため、あの手この手と手法を変えて練習しなければいけません。恋愛と同じで、いつも同じ手法だと、脳が飽きてしまいますので(笑)。
そこで今日は、私おすすめの「建築の造形力を上げる方法」を紹介します。
例えば、コルビジェが設計したこの建築は、屋根が牛の角からヒントを得ています。
ちなみに、手塚貴晴さんも、二人で土手に座ったときの感じからヒントを得て、「屋根の家」 を設計したそうです。
例えば、卵パックをひっくり返すと、下に面白い空間ができそうですし、
藤本壮介さんも、「シカゴ・ビエンナーレ」で、日用品で建築を作るという展示を行ったことがあります↓
そのため、意識的に�立体を作る練習をしてください。
それには、建築家の著作や、Youtube講演を見るのが必須です。
そこで今日は、私おすすめの「建築の造形力を上げる方法」を紹介します。
あらゆるものがインスピレーションになる
�理系科目を受験して建築学科に入学した方が多いと思いますが、理系科目は通常一通りしか答えはありません。
しかし、設計はあらゆるものがインスピレーションになるのです。
あらゆるものがインスピレーションになり得るのです。
重要なので2回言いました。
建築学科に入った瞬間に、芸術家に仲間入りしたことになるので、そこいらへんは、発想転換しなければいけません。
コルビジェ本人によるスケッチ↓
1.デザインの関連業界を見る
ランドスケープ、写真、ファッション、絵画などの「デザイン系職業」の優秀作品を最低年一回でもチェックすべきです。
むしろ、こうした建築以外の分野を見た方がオリジナリティが出やすいのです。
2.日常生活から心地よい空間を見つける
昔CMで有名になったハワイの「モンキーポッド」。木陰にもぐり込みたい衝動に駆られません?
建築家は、「どうしてそういう気持ちになるのか?」を分析して、「建築で同じ環境を再現するにはどうしたらいいのか」を考えるのです。
ちなみに、手塚貴晴さんも、二人で土手に座ったときの感じからヒントを得て、「屋根の家」 を設計したそうです。
3.日用品を大きくしてみる
小さな日用品を建築スケールにまで拡大して、内部空間を想像する練習をしてみてください。例えば、卵パックをひっくり返すと、下に面白い空間ができそうですし、
藤本壮介さんも、「シカゴ・ビエンナーレ」で、日用品で建築を作るという展示を行ったことがあります↓
そのため、意識的に�立体を作る練習をしてください。
例えば、Duploで遊んでみるとか。
レゴの幼児向けバージョンで、普通のレゴよりも一回り大きいので、空間を想像しやすいです。
5. 有名建築の設計過程を知る
有名建築の完成品だけを見ずに、必ず「どのようにその形に至ったか」を知りましょう。それには、建築家の著作や、Youtube講演を見るのが必須です。
過去記事でも紹介したことがあります:
この時、自分の設計いかに生かすのかを考えながらみると良いでしょう。